加工食品のオーナー制度などを展開し、多額の資金を集めて破産した「ケフィア事業振興会」について、警視庁生活経済課は18日、出資法違反(預かり金禁止)の疑いで、元代表鏑木秀弥容疑者(84)ら9人を逮捕した。
巨額の消費者被害を生んだオーナー制度商法は刑事事件に発展することになった。破綻の数年前から出資金を配当に充てる自転車操業状態だったとみられ、同課は詐欺容疑も視野に全容解明を進める。
破産管財人の発表では、同社や関連会社は約3万人から集めた計約1千億円が未返済となっている。
生活経済課は19年2月に同法違反容疑で本社などを家宅捜索していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース